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 著者の声

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半田の轍(わだち)
著者 片山 市三 様
 
 いかなる動機で書籍を刊行したかと問われると、そこには様々な要因があります。
  私の場合は数年前に商店街の役員達から「あまりに変貌の激しい半田の中心商店街の変遷を残すように」との要望により商工会議所の会報に記載したのがことの始まりで、その後半田観光ガイド協会の指導役の方々から「生き字引」だからと言われ、色々な問いに答えて二〜三年間簡単なパンフレット程度のものを重ねていく中に、大量な原稿となりました。
  かくしている間に私の住家の百メートル四方の間に幼稚園、小学校、中学校(現高校)大学(各個別々)の同級生が四人おり、その中の三人が、「流水録」、「守分(七十七才の足跡)」、「つぶやき」の立派な書籍を残しました。振り顧ってみると自分一人が書いてないわけで、最後に自分が纏めてと決意し、ここに自費出版に踏み切った次第です。
  最初は最低でと思いながら「せっかくだから立派な装丁」をということになり、自分でも驚くほど立派なものに仕上がりました。特に地図は圧巻です。

半田市のいしぶみ
著者 間瀬 眞吾 様
 
   半田市拓本研究会は、市内にあるほぼ全碑を網羅した『半田市のいしぶみ』を一粒社から出版した。このような本はこれまでに半田にはなかったので画期的な出版と言えよう。
  半田出身の作家小栗風葉や新美南吉の碑を初め、亀崎に一碑と成岩に三碑もある松尾芭蕉句碑、菅原道真、法然上人、佐佐木信綱の歌碑、サトウ・ハチロー、南吉、陶淵明の詩碑等の文学碑や明治天皇陸海軍大演習の記念碑も読み下し文付きで紹介してある。その他戦争、地震、台風の碑など災害記念碑、地元の俳人・歌人の作品が正確に記載されてある。
  半田市の文学、産業、観光、歴史等多様なことが判り、ちょっとした半田通になれる。
  内容と資料が素晴らしいと、既に高い評価を受けている。
  A5判百六十四ページ、千円。半田市本町と乙川ユニーサンテラスの同盟書林と星崎町の朋雲堂で購入できる。
  問間瀬会長電話 0569(22)5416

武豊線物語 本冊
著者 市野 忠士 様
 
   C11265号蒸気機関車が乙川から半田駅横に移転して来ました。そして、鉄道資料館が蒸気機関車の前に建設されました。JRが高架化されるまでの仮設の建物ですが、5月24日に無事開館しました。
  それにあわせて、C11265蒸気機関車保存会の河合由平さんから、武豊線物語の物語集を書いてくれるように頼まれました。膨大な資料を貸与されて、それをいかに、鉄道マニアでない人達でも分かるように書いてみました。
  明治19年に武豊線が建設されたのは偶然ではありません。この地方には古くからの豊かな産業があり、繁栄していた場所です。
  地理的歴史的な条件を長々と記しました。この地区は他に負けないだけの条件と先祖の努力があったから建設できたのです。
  また半田駅の資料の中には、昭和19・20年の終戦間近の統計も残っていました。武豊駅には名鉄河和線ができる前の、観光地としての南知多の状態が記されていました。それら、貴重な資料を載せてあります。鉄道マニアにとっては、やや物足りない内容かと思いますが、鉄道の研究をする方は、ぜひ資料館を訪れて調べてください。
  皆さんが武豊線とともにこの知多半島のことをより多く知っていただける手がかりになれば幸いと思います。
  JR武豊線が、名古屋都市圏の重要な鉄道網の一部分となってより便利になり、皆さんの利用が増えることを期待します。

林学の道  近藤 観慈
編集者 近藤 恵一 様
 
  林学とは森林に関する全ての学問である。その中に砂防、森林環境保全が含まれる。砂防とは土砂災害防止である。登山好きな弟 近藤 観慈は三重大学農学部林学科を卒業後、行政で長年、砂防および災害復旧に従事しながら地すべりの研究をし、母校の准教授に転進後は、豪雨・地震災害が起こる度に現地調査をしてきた。そのような折、弟は何も言わずに50歳で心臓突然死した。本書は弟が歩んできた「林学の道」の記録である。地球温暖化のせいか近年、多雨化傾向にある。健康な森林の洪水・表層崩壊抑制機能により山間地域の土砂災害は軽減される。自然災害は忘れた頃にやってくる。弟は土砂災害や森林の防災機能に関する講演の中で悲惨な自然災害を繰り返さないために、伝承・記念碑の大切さを語っていた。志半ばで逝ってしまった弟の無念さに涙し、残された者の心の中で弟の風が感じられるように、長兄 恵一が最愛の弟のために伝承・記念碑として本書を編集した。



一粒社発行 『Page1.news』より抜粋

有限会社 一粒社(イチリュウシャ) 愛知県半田市有楽町7-148-1 TEL:0569-21-2130 FAX:0569-22-3744
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